企業倒産件数

2016年5月ユピックニュース

企業倒産が全業種で前年度下回る

7年連続の前年割れ8408件が倒産

帝国データバンクは、このほど2015年度(15年4月―16年3月)の企業倒産数が8408件で7年連続前年割れ、負債総額も1兆9063億円の低水準だったと発表した。金融機関による返済猶予や信用保証制度などセーフティネットが中小企業の資金繰りを下支えしたことや、円安や原油安による恩恵も幅広い業種倒産の減少につながったとしています。

しかし、4月以降からはこうした猶予処置も3年の期限切れを迎えることから、廃業や倒産に至るケースが増えると懸念されています。その兆候ともいえるのが、4月1日に発表された日銀短観です。景気の先行きへの見方が厳しさを増していること、世界景気の悪化など内外の動向が予断を許さなくなっていることなどです。企業力が低下してきている自動車整備業も十分注意する必要がありそうです。


15年度新車販売アクアが首位守る

トップ10の半分が軽自動車占める

2015年度の新車販売台数の銘柄別、車名別が発表された。それによると、2年連続前年割れとなる493万7734台(軽自動車を含む)だった。500万台割れは、米国の投資会社リーマンブラザーズ(リーマンショック)が倒産した2008年から東日本大震災の翌年となる2011年まで4年間続いた状況以来であり、世界経済の悪化など影響下にある我が国経済が、まだまだ回復していないことを示している。

また、最近は若者の車離れが強く響いており、本格的な人口減少時代到来と重ね合わせると、大きく回復する見込みは少ないと見られ、いよいよ自動車販売、整備業界はマーケットサイズの縮減することを前提とした経営のリストラが必要な時期に入ったとする見方が強くなっている。

車名別の販売台数をトップ10で見ると、トヨタ・アクアが4年連続1位、2位にはホンダ・N-BOXが初めて入った。トップ10には、軽自動車が6車種占め、軽自動車が市場に占める割合が増大していることを見せつけた。

新車販売台数


整備工場・板金塗装工場元気通信

業界を震撼させた個人向けリース

『スーパー乗るだけセット』 西自動車商会

(株)西自動車商会は10年ほど前より個人向けリースの販売をはじめたことで有名である。「沖縄県という商圏で新車を売るためにはどうしたらよいのか、顧客を繋ぎとめるにはどうすればよいか」という切実な想いから個人向けリースという商品開発が始まった。そして、顧客に対してメリットがあり、分かり易く、儲けが残る仕組みとして世に生み出されたのが『スーパー乗るだけセット』である。

「他社へ流出していた中、車販を行わないで車検や整備だけやっていました。当時様々なFC等へも参加し、業績は伸びたものの、今一歩という所でした。やはり、他社がやっていない独創的な商材でかつ、お客さまに喜ばれるものを開発しなくてはいけませんでした」と津嘉山社長は当時を語る。

西自動車商会では、現在、年間800台の車販を行い、その7割がスーパー乗るだけセットでの販売である。顧客の流出を防ぎ、自社の基盤顧客として確立させ、スーパー乗るだけセットの導入店は127店を数える。

県民性、商圏等を読みきり、自社と顧客を繋ぎ、ウィン・ウィンな関係を作り上げている。

(月刊せいび界より転載)

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