2012年5月号ユピックニュース

11年度新車販売が前年を上回る475万台
今年度は5年ぶりの500万台超えも視野に

2011年度の国内新車販売台数が前年同期を3.3%上回る475万3231台となり、2年ぶりのプラスとなった。

東日本大震災の影響で11年4月ー9月には前期比で23.7%減という大幅なマイナスを記録したが、10月以降の急回復もあり前年をわずかに上回った。下半期にはエコカー補助金効果も販売の上乗せに貢献している。

補助金効果は年内にも枠を超えると予想されているが、大幅に前年実績を上回って推移することが期待されるため、今年度の新車販売台数は5年ぶりに500万台超えの可能性が高くなっている。

なお、メーカー別実績でみると、ホンダ、マツダ、三菱の3社が前期割れしたが、それ以外のメーカーは前期を上回った。一方、車名別販売数では3年連続プリウスがダントツの首位を維持し、2位にホンダのフィット、3位から6位までを軽自動車が占めた。

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